NO ENTERTAINMENT NO LIFE

東京在住。Snow Manのデビューを機にもう絶対にJrの沼には戻らないぞと決意したジャニヲタの記録

私とSMAP

久しぶりの更新がこんなことになるなんて、夢にも思わなかった。

どんなに考えを巡らせてもそれは憶測に過ぎず、私達ができるのは事務所から発表された「SMAPが年内で解散する」という事実を受け止めるだけです。
こういう時、結局ヲタクって無力だし応援するという名目でお金を落とすだけの存在なんだなとひしひしと感じさせられます。

このまま色々考えているだけだと明日からの社会生活に支障をきたしそうなので、思いを整理するという目的で今までの私のSMAPの思い出を整理したいと思います。

私のSMAPとの出会いは小学生にまで遡ります。ちょうど「$10」が発売されたころ。
当時お姉さんがいたコがSMAPカッコイイと言って私のいた学年にSMAPを持ち込んだんですよね。確かその子は森くんが好きでした。他はみんなキムタクが好きだったと思います。でも小学生の微妙な牽制といいますか。「みんなが好きな木村くん*1を好きとは言いづらい。そもそも絶対誰かと被る」という目に見えない牽制しあいがあり、私は「中居くんが好き」と言いました。確かその時の仲良しグループでは例の牽制によりみんな好きな人が被ってなかった記憶があります。案の定、キムタクは最後に残ったし。
そうやって宣言してしまうと不思議なもので本当に中居くんが好きになりました。小学生ながら少ない小遣いでドル誌を買って、SMAPのインタビュー読んで。中居くんが雑誌のインタビューで好きな女性のタイプに「魚をキレイに食べられる人」と言っててそこから私は魚をキレイに食べる努力をするようになりました。おかげで私は今でも魚の食べ方がキレイだと褒められます。「君色思い」のド頭の中居くんソロはそれこそテープが擦り切れるくらい聞きました。確かに歌はそんなに上手じゃないけど一生懸命歌う様子が好きでした。「自分は背が小さいからダンスはせめて目立つように大きく踊ってる」と言ってた*2あのダンスも中居くんって感じで好きでした。今でこそ日本を代表する司会者ですが、当時はジャニーズで初めて「笑っていいとも!」のレギュラーに中居&しんつよで選ばれて、でもまだアイドルがバラエティ出てるっていう感じで。今じゃ想像できないけど(笑)。いいともに出る3人をどうしても見たくて、当時の担任に「中居くんが出てる曜日だけでいいのでお昼にテレビ見せてください」とお願いしたこともあります。そういえば小学校のクリスマス会で「Hey Heyおおきに毎度あり」を歌ったこともありました。あの曲はメンバー全員にソロラップパートがあってみんな自分の好きなメンバーのパート歌いたくてそれでパート分けして歌ったこともありました。
そうそう。私の初めてのコンサートもSMAPでした。1995年に代々木ホワイトシアターで行われたWINTER CONCERT。行くのに親から二重三重の課題を与えられて、やっと(母から)奪いとったSMAPのコンサートチケット*3。席はあまり良くなかったけど、今考えるとあのキャパでSMAPを見れたって凄い貴重だったと思う。今回のことを期にこのコンサートのセトリ見たけど懐かしさが溢れて大変でした。東京在住の叔母と一緒に行ったのですが、終わったあと耳がおかしくなって「コンサートってこういうものなのか!」と思った小6の冬でした。グッズも買ったなぁ。この時買った下敷き*4、結局今も使ってません。皆ビジュアルが最高に盛れてた。

その後、中学校に進学しても細々と応援していましたが、森くんが脱退。記者会見の時、隣にいた中居くんが努めて明るく対応してたことを今でも覚えてます。私は中居くんのファンだったはずですが、この頃からなんとなくSMAP並びにジャニーズから離れていったような記憶があります。年齢的なこともあるのかな?
ここから私はクソサブカル路線に突っ走っていくわけですが、でもやっぱりジャニーズが気になって情報は追う時代が続きます。

そして2008年の夏、ひょんなきっかけでV6のVIBESコンに行くことになったことが私を再びジャニーズの道へと引き戻します。でも正直VIBESコン後はまだ迷ってました。いい年してまたジャニーズとか。。。そんな時に友達に誘われて行ったのがSMAPのコンサート「SMAP 2008 super.modern.artistic.perfomance tour」でした。もしこのコンサート見て、またジャニヲタに戻ろうって思えたら、もう年とか関係なく戻ろうって思ってました。そんなことを思いながら見た13年ぶりのSMAPはあの時より何倍も何百倍もカッコイイSMAPでした。13年前と背負ってるものが違うとこんなにも違うのかと。ここでSMAPに行かなかったのは、私の生まれ持った天邪鬼なところだろうなと思います。

そして今。V6は変わらず追いかけています。キスマイは一線を退いたけどゆるく箱推し的な感じ。そして立派なジュニア担として自担が出るかもわからないチケットに申し込んだりする毎日です。

私はSMAPを好きになったおかげで新旧自担が共演するというまさかの場面を目にすることができました。ジュニアから応援してた北山くんがまさか元祖自担の中居くんと共演するなんて。それも何度も。小学生の自分に会えたらまずそれを自慢します*5

SMAPは私のジャニヲタ人生においてターニングポイントになる時に必ず現れて、導いてくれる存在なのです。

そんな存在が、今年いっぱいでいなくなるなんて。
もうSMAPのコンサートが見れないなんて。
考えたくない。考えられない。

形あるものはいつか無くなる時が来るなんて知ってる。けど、SMAPは絶対になくならないと思ってました。ずっとずっと存在してくれると勝手に思ってました。それがこんな形で終わってしまうなんて。

デビューしてもいつなくなるかわからないことが今回のことでわかったなんて物分りのいいことは言いたくない。言いたくないけど、ヲタクである私には後悔しないように行動することくらいしかできない。

私はまだこの事実をうまく受け入れることができないし、しばらくは映像を見てはメソメソすると思います。でも私はSMAPが存在しない世界でも生きていかなくてはいけない。全然想像できないけど。時間を掛けて受け入れていくしかないのかな。今はまだ気持ちの整理がつきません。

*1:当時はまだ「キムタク」という呼び名はなかったと思います。

*2:どの雑誌かは忘れたけどそんな事を言ってた記憶

*3:チケットの申し込みは完了してて、チケットが届いてから課題を達成するまでずっとチケット隠されてた

*4:グッズに下敷きがあるあたり時代を感じる

*5:ただ、同時にその年になってジャニヲタ復帰してるという残念な事実も伝えざるを得ない